高齢
高齢者
- 高齢者の歯は摩耗により擦り減ったり、歯と歯肉の境目がくさび型に擦り減ったり歯肉が退縮して露出した歯の根にむし歯ができやすくなります。
- お仕事を退職された後は市町村が行う節目年齢歯科健康診査を受診し、かかりつけの歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることで老後に快適な食生活を送ることが出来ます。
- オーラルフレイルという語句をご存知でしょうか？歯の喪失やお口の周りの金菊の衰えにより咬む力、飲み込む力が低下することにより栄養摂取状態が悪化し全身的な衰えに発展してくることをいいます。オーラルフレイルの初期症状は硬い食べ物が食べることが困難になり摂取する物が限られてきたり、食べこぼし、食事中によくむせるなど気がつきにくいので注意が必要です。社会的な交流には積極的に参加し適度な運動を心掛けましょう。
- ８０２０を達成された高齢者の方は、人生100年時代の現代においてまだまだ通過点に過ぎません。残った歯の数が多いほど認知症や転倒による骨折のリスクが少なく健康長寿の延伸に繋がります。次は９０１８を目標に歯とお口の健康を保ちましょう。
放っておくとたいへん！歯の根むし歯
出典元「日歯8020テレビ」
口腔体操でオーラルフレイル予防
出典元「日歯8020テレビ」
お口のクリーニング法
出典元「日歯8020テレビ」
参考文献
- 健康日本21 厚生労働省
- オーラルフレイル対応マニュアル2020年版 公益社団法人 日本歯科医師会